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はぴけあインタビュー

vol.04有限会社まごの手サービス 山口 亨様

有限会社まごの手サービス 如是デイサービス
エリアマネージャー 山口 亨 様

〒567-0888 大阪府茨木市駅前三丁目2番2号 晃永ビル501号
TEL : 072-621-2578
FAX : 072-621-2616

山口 亨様

(浜田)本日はお忙しい中、ありがとうございます。はぴけあ事務局の浜田と申します。よろしくお願いいたします!
早速ですが、まごの手サービスさんは昨年から事業所が次々と開所されていますね。

(山口さん)そうですね~本社とケアプランセンター以外で、すいたまごの手サービス、穂積デイサービス、千里ヶ丘デイサービス、スウィング山田、如是デイサービス、べふデイサービス、10月から開所する高槻南デイサービスになります。
デイサービスや介護保険に関わる訪問介護など、場所によってサービスが違いますね。

(浜田)今日はその中でも如是デイサービスさんにおじゃまさせていただきましたが、こちらはどのような施設になりますか?

(山口さん)こちらは昨年オープンしまして、障がいのある児童を中心に基本的日常生活の自立、集団への適応能力の向上をめざした支援、放課後等デイサービスになります。
本社や吹田などは移動支援事業もやっています。子供たちを外に連れていくサービスですが、公園へ行ったり、電車に乗ったり、施設と違っていろんな公共の場に出て生活することを訓練します。電車に乗るのには切符を買わないといけないですし、バスはここで待っておきなさいとか、社会で生活する上でのルールなどを学んでいきます。

(浜田)こちらの施設のスタッフは何人おられますか?

(山口さん)如是デイサービスでは7人です。基準がありますので、基準以上の人数配置というのがうちの考えになります。どうしても基準どおりでは子供たちを十分に見ることができないですし・・・

(浜田)基準は何人ですか?

(山口さん)基準は5人の子供たちに対して1人ですね。やはりそれでは安全面などを考えると少なすぎますので、うちでは来られる利用者さんが多い時で14人いますが、それに対して職員が5~6人常時いますね。研修生の人たちを入れるともっと多いです。
子供たちがどんどん成長していきますので、その成長を細かく見ていくとか、コミュニケーションをとっていくのには一人では限界がありますから、多いにこしたことはないですし、それがうちの施設の考え方です。施設がここだけではないですので、応援に行き来して、利用者さんの人数に応じて、人数配置を多くできるのがうちのグループの強みだと思います。

(浜田)それはすごく安心ですね。ご家族にとっては「うちの子供ほったらかしにされてるんじゃないか??」と思われることもありますよね。

(山口さん)そうなんです!特に肢体不自由児のお母さんが、動かないし寝てる状態であれば手がかからないだろうとか、実際他の事業所さんで言われてることを聞いたりしますし・・・そういう不安が無いようにご家族の方とは本音で話しをして安心して通ってもらえるように日々考えています。

人数配置を多くできるのがうちのグループの強み!

(浜田)例えば何か工夫されている点とかありますか?

(山口さん)そうですね、例えばうちは利用者さんによって曜日分けさせてもらってます。肢体不自由児の子供たちが来る日と、活発な子供たちが来る日などですが、活発な子供たちは走ったりしますので、一緒だと寝てる子供たちの上を飛び越えたりとかもあるでしょうし、衝突、ケガが無い安全面を第一に考えています。うちの子はケガしていないだろうか?ケガさせていないだろうか?ご両親は両方を考えておられますので、どちらの心配も無いような配慮を施設としては考えていますね。
まず安全、次に体調面ですね。元気に来てもらう、そして楽しんでもらう、それから訓練、もちろん厳しいこともありますし、学んでいかないといけないこともありますし、18歳までの社会適応に向けての訓練なので、それまでのスパンを考えて、今この年齢だからこれをやっていくなど計画を立てています。

(浜田)18歳までの訓練なんですね。個々の性格もあるでしょうし、成長も違うでしょうから一概に年齢だけでは難しい点もあるんじゃないですか?

(山口さん)そうですね。年齢や障がいの名称では区別できない個人の性格や持っているものが違うため、個別支援計画というのをやっています。100人いたら100人の性格がありますし、みなさんいろんな環境で育っていますので、研修などで基本は学びますが、基本にとらわれずに、こちらでは一人一人、その個人を見ましょうという考えでやっています。

(浜田)18歳以上の、いわゆる卒業した人たちはおられますか?

(山口さん)ここの如是デイサービスではまだ卒業生はいないんです。他のデイサービスでは何人かいらっしゃって、子供たちの状況に応じて行く場所が違いますね。作業所に行ったり、生活介護のサービスをしているところへ行かれたり、企業さんへ就労というケースもありますし、たくさんの選択肢を作ってあげるというのが我々の役割だと思っています。

利用者さんの選択肢をたくさん作るのが役割

(浜田)施設を利用をしたいと思った場合はまずどうしたらいいですか?

(山口さん)デイサービスの利用に関しては、市町村で若干違いがありますが、デイサービスに直接連絡いただいても可能です。まず受給者証をもらっていただかないといけないので、、、これは市町村でもらえます。そういうことなどもご説明しますよ。受給がおりた場合はそれから事業所の方で調査があります。その後、児童発達管理責任者が半年ごとの計画書を作り、利用者さんとこれで進めていきましょうという内容に基づいて利用していただいています。

(浜田)結構細かく決められているんですね。個人の性格などによって計画どおりにいかないこともあるんじゃないですか?

(山口さん)そうですね。一人一人成長は違いますね。そのために施設を利用するだけなく、家庭訪問もありますし、モニタリングというんですが、家庭の様子などもお聞きしたり、こんなことが今できるようになりました!とか、ゆっくり伸びる子もいれば、なかなか出来ない子もいたり、、、でもいろんな性格、成長が見られるのですごく楽しいです。

(浜田)施設で年齢によってクラスを分けられていますか?

(山口さん)年齢分けはしていないですね。今は就学児(1年生)~高校生までですが、年齢では分けていないですね。はっきり分けているという点ではあくまで肢体不自由児の子とそうでない子どもになります。
中には、子どもたちの相性によって親御さんと相談しながら変動したりとかはありますね。
年齢で分けていないため大きい子が小さい子の面倒みたりもするんですよ。

(浜田)それはいい経験ですね。兄弟がいないご家庭も多いでしょうし、大きい子が小さい子を見てあげるというのはいいコミュニケーションですね。

(山口さん)そうなんです!そのコミュニケーションは新たな成長を見てる気持ちになりますね。

(浜田)先ほどからいろいろ話をお聞きして、山口さんの子どもたちに対する思いが伝わるのですが、施設づくりとして一番気をつけられていることは何ですか?

(山口さん)まず安全面ですね。たくさんの子どもたちが利用していて、毎日いろいろなことがありますが、ご家族に不安が無いように、安心して送り出していただけるような場所づくりを心掛けています
あと、利用者さんとの距離感を大事にしています。ご家族はいろいろ考えられていますし、それを全部聞くというわけではありませんが、本音で話をしてお互いが成長していけるような距離を持ちたいと思っています。毎日利用されるわけではありませんので、週に何日か来られる中で、充実した時間を過ごしてもらいたいと思っていますし。

(浜田)日々安全に気をつけられているかと思いますが、こういうことがハラハラしたとか、ビックリしたことなどあれば教えてください。

(山口さん)やっぱりありますよ!不安定なところに登ったり、、、子どもは不安定なところや危ないところが好きなんです。あとは、外がどうなっているんだろう?とか思ってドアを開けたり、、センサーがついているので外に出ることは無いのですが、雨の音とかでも、どうしたのかな?と思ってドアの方に行ったりだとか・・・

(浜田)そういう面も考えると、やはり施設のスタッフの人数は大事ですね。

(山口さん)大事です!少ない人数では安全面を徹底することは難しいですね。安全面だけでなく、子どもの成長の細かな部分を見ていくにはやはり人数は大事です。現場はみんなそう思っていると思います。国の基準もそのあたりを考えてほしいところですね。

(浜田)先ほどとは逆ですが、毎日の中で良かったな~とか感動することはありますか?

(山口さん)たくさんありますよ~毎日何か成長していますから。些細なことですが、例えばご飯の時にみんな揃っていただきますができるようになったりとか、課題とかでも今までできなかったことができるようになったりとか、中にはスタッフの方が感動し過ぎたりすることもあります。

安全面が第一!そして楽しく、一緒に成長する。

(浜田)このお仕事に就かれたきっかけを教えてもらえますか?

(山口さん)元々は福祉関係の仕事ではなかったのですが、人と接することが好きというか、人と関わる仕事が向いているのかなと思ったのがきっかけです。

(浜田)まごの手サービスさんに入社されて、すぐにこちらのデイサービスに来られたんですか?

(山口さん)最初は介護保険の方ですね。お年寄りの方のご自宅への訪問介護や病院などに行くサービスをやっていました。昨年ここのデイサービスが開所するのがきっかけでこちらに来ました。

(浜田)福祉関係については何か勉強されていたのでしょうか?

(山口さん)全く無知の状態でした。ハローワークの就労支援制度で勉強したくらいです。最初は福祉って何??っていう状態です。ただ、一番近くにいる嫁さんに「向いているんじゃない?」と言われて、自分で自分のことってわからなかったのですが、人が好きという点ではそうかな~と思いました。

(浜田)お年寄りの方と接する仕事に就かれたとき戸惑いとかありませんでしたか?

(山口さん)ありました!マンツーマンで接するときに、最初お会いして何を話していいかわからない・・・そんな状態でしたね。落ち込むこともありましたけど、逆にわからないこととかをおじいちゃんおばあちゃんに教えていただいて勉強させてもらったりで・・・人との仕事っていろいろ吸収できますね。

(浜田)茨木や高槻はデイサービスの数が少ないとお聞きしましたが、山口さんはこれからどんな施設にしていきたいですか?

(山口さん)高槻は少ないんですよ~茨木もそうですし。その中で開所して1年になりますが、選択肢が少ない中で利用者さんはここにこられていると思うんですね。
うちを利用しながら、他の事業所を利用されている方もおられますし、いいところはうちでも取り入れたいと思いますので横の連携も大事にしながら・・・・こう言いながらまだまだ模索中ではあります(笑)
利用者さんの意見などもお聞きすることも大事ですし、やっぱり安心して選んでいただける施設にしたいですね。これいいな!と思ったらすぐに取り入れてどんどん良くしていきたいです。

よりよい施設づくりにチャレンジ!

(浜田)いいなと思ったことをすぐに取り入れるというのはいいことですね。思っていてもやらなければ何も変わらないですし、実行できる行動力がいい施設づくりにつながりますね。

(山口さん)僕は思ったことをすぐやっちゃうんですよ。スタッフは大変だと思います・・すぐしようって言ってしまうので(笑)

(浜田)いいと思います!チャレンジは大事ですよ!これからも頑張ってくださいね。

有限会社まごの手サービス

大阪府茨木市駅前三丁目2番2号 晃永ビル501号
TEL : 072-621-2578 / FAX : 072-621-2616
URL:http://www.magonote1999.com

<事業>  
訪問介護事業所・介護予防訪問介護事業所 : 有限会社 まごの手サービス
指定居宅介護支援事業所 : ケアプランセンターまごの手
他、関連サービス : 障がい福祉サービス
(居宅介護・重度訪問介護・同行援護・茨木市移動支援)
<編集後記>

取材中、施設の中の玩具をお二人のスタッフが一つ一つ丁寧に拭いているのを見ました。最初何をされているのかわからなかったためお聞きしたら、毎日拭いて消毒しているのだそうです。子供たちが毎日触って、時には口に入れたりすることもあるため衛星面と安全面を考えてのことだそうですがが、あれだけ細かな玩具を毎日消毒するのは大変な作業だなと感じました。昔、保育園や病院の小児科に同じように玩具が置かれているのを見て、この玩具洗ったりしている気配がないし汚いんじゃないかと思い、極力子どもが手にとるのを避けた記憶があります。私だけでなくそういう思いの親御さんはとても多いと思います。この作業をされているスタッフのみなさんを見てとても安心しましたし、これが山口さんの言われる、まごの手サービスさんの「安全の徹底」なんだなと思いました。
もっともっといい施設にしたいと意欲的な山口さん、これからも頑張ってください!

(はぴけあ事務局 浜田)

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